場所:たかはま夢・未来塾 大教室
☆講座内容 『空気と風の不思議』
「空気と風の不思議」
今日の講師は見神元義先生です。
(1)からだの不思議
からだを使った不思議実験を行いました。右足を壁に平行に密着させると、左足が上がらなくなります。
次に両足のつま先を壁にピタリとつけるとつま先立ちが出来なくなります。
片足を上げる、つま先立ちになるといった動作は、からだの重心が普通に立っているときと異なります。
そのとき壁があると、壁が邪魔をして重心移動ができなくなり、片足立ちやつま先立ちができなくなります。
また、片腕だけを30回ほど屈伸運動すると、筋肉の収縮により屈伸した腕が7短くなる現象や、息を吐きながらだと前屈がよく曲がるということや、椅子に座っている人のおでこを押さえると立ち上がることができないといった、からだの不思議がよくわかる実験を行いました。
ほかにも十円玉が落ちないという実験や、腕を交差させると左右がわかりにくくなるという実験をしました。
(2)空気と風の実験
●種の模型を作ってとばそう。
植物は動けないので、タネを遠くに飛ばすためにいろいろな工夫をしています。
そんな植物のタネの模型をいろいろ作って飛ばしました。
・くるくるまわるタネ、クリップくるくる、アルソミトラ
アルソミトラは紙のものと、薄く切った発砲スチロールを使ったものと2種類作りました。
発砲スチロールの方は、形や重りを自分で工夫してどうやったら、長く飛ばせるかということや面白い飛び方(落ち方)ができないかいろいろ実験しました。
ほかにクリップを使ったマジック「ゼムクリップの知恵の輪」も教えてもらいました。
●ジャイロ紙飛行機、ブーメラン、マグヌスコップ
色々な飛ばして遊ぶおもちゃを作りました。
ジャイロは発射台を使うととてもよく飛びます。でも発射台なしでも上手に飛ばす子もいました。
ブーメランは全員上手に飛ばしていました。
マグヌスコップはコツをうまくつかめた子となかなかつかめない子がいました。
●ボーリングの球は持ち上がるか?
重たいボーリングの球が空気の力で持ち上がるか実験します。
最初は板を筒に密着させて、掃除機で筒の中の空気を吸います。
しかし、この方法では球は持ち上がりません。
筒を人工芝生の上に置き、再度掃除機で筒の中の吸うと、今度は球が持ち上がりました。
掃除機の吸引力で、空気が人工芝生の隙間から入り、その空気の流れが重たいボーリングの球を
持ち上げるほどの力を発揮したということです。
【News & Topicsの最新記事】