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たかはま夢・未来塾は愛知県高浜市に在住の小学4年生から中学3年生を主に対象としたいろいろな講座を開催しています。


2025年02月02日

第5回 おもしろサイエンスクラブ

日時:2月2日(日)午前の部 10:00-12:00  午後の部 13:00-15:00

☆講座内容 『人工イクラをつくろう!』
(1)人工イクラをつくろう
今日の講師は今年度2回目の沓名先生です。
今日のテーマは、人工イクラです。材料は、アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムです。
アルギン酸ナトリウムは、ワカメなどの海藻のぬるぬる成分で化粧品などに使われています。
塩化カルシウムは豆腐の凝固剤や道路の融雪剤に使われています。
アルギン酸ナトリウムが、塩化カルシウムに触れると、アルギン酸のナトリウムの場所にカルシウムがとってかわります。
カルシウムは手が2本なので、ほかのアルギン酸ともくっつくことで、 膜になります。
膜の中のアルギン酸ナトリウムはカルシウムと接触せず、そのまま液体なので、イクラ独特のあの食感が再現できるというわけです。

今日は絵の具で着色しました。食紅で色付けすると食べることができます。
ジュースで色付けして、 ジュースの風味が味わえる人工イクラを作るというアイデアもあります。
が、今回は食べない前提で絵の具を使用しました。
  

色付けしたアルギン酸ナトリウム水溶液を塩化カルシウム水溶液にポタポタと落とします。
  
イクラらしい丸い形にするには、高いところが落とすのがコツです。

イクラができたら、ざるでイクラだけを取り出します。


最後にかるく水洗いをして、水の入ったペットボトルに入れます。
 
塾生たちはかなり集中してイクラを製造しました。

(2)ミニサイエンスショー
イクラは、塩化カルシウム水溶液の中では、水面に浮いていますが、水に入れると沈みます。
これは、塩化カルシウムが溶けていることで、塩化カルシウム液がイクラより密度が大きいからです。
プールで泳ぐより、海で泳ぐ方が体が浮くのと同じですね。

では、水に沈んだイクラやスーパーボールを浮かせるにはどうしたらよいかという実験をしました。
でんじろうさんなら塩を入れるところですが、別に塩でなくても水に溶けるものならなんでもいいのです。
今回は、砂糖を入れてみました。


ばねばかりを使って、浮力がわかる実験をしました。

空気中でばねばかりで測ると目盛りが75になる発泡スチロールの球を水にうかべると、0になります。
また、目盛りが200になる粘土を水に入れると、目盛りが130に減り、水かさが70mL増えました。
沈めた粘土が押しのけた水の体積分の重さと同じであり、その分の浮力を受けたことになります。

不思議なタンポポの綿毛。
ペットボトルにタンポポの綿毛が入っています。どうやって入れたのか? 
小2の国語で習う「たんぽぽのちえ」にヒントがあります。


2024年度のおもしろサイエンスクラブはこれが最後です。1年間ありがとうございました。
posted by おもしろサイエンスクラブ at 17:02| News & Topics

2025年01月05日

第4回 おもしろサイエンスクラブ

日時:2025年1月5日(日) 10:00-12:00

☆講座内容 「錯覚の科学工作」
今日の講師は見神元義先生です。
今日は錯覚の不思議に触れる工作をします。

(1)錯覚を体験しよう!
まずはじめにさまざまな錯覚について、見せてもらいました。
そこにあるように見えるのになぜか触れない蛇のおもちゃ(巳年だからね)や、
出っ張っているのに、引っ込んで見える立体模型、
動かすと目がウィンクしているように見える絵などを見せてもらいました。
 


次に錯覚を体験するため、渦巻きを15秒間見つめたあと、自分の手のひらを見ました。
すると、自分の手のひらが伸びたり縮んだりするように見えました。(伸びるか縮むかはその人次第)


また、残像による錯覚も体験しました。
黒いUFOの絵を15秒間見つめて、何もない壁をみると、壁に白いUFOが飛んでいるように見えました。

これを緑にUFOにすると、赤っぽいUFO残像で見えます。

また、絵の描いたコマを回したとき、実際の目で見た時と、カメラでは異なって見えました。

(2)錯覚の工作を作ろう!
最初に小さなコマを作りました。
竹串にストッパーをつけて、ストローに通します。竹串の先に円盤をつけて回すと模様が面白い動きをします。特にカメラを通すと、肉眼とは違う動きに見えます。
円盤に白い紙を貼って、オリジナルのコマを作りました。


次に、CDゴマを作りました。CDゴマはCDとビー玉で作ります。
そこに、まずは先生から配布された模様の紙を載せます。
回すと、模様が面白い動きをします。
これをカメラで見ると、目ではみたのとは違ったもっと変則的な動きをします。
これも、白い面に自分でオリジナルの模様を作って、オリジナルコマを作りました。


今回、書写カメラを使って、そのオリジナルコマを各自発表しました。
描いた模様からは想像もつかないような面白い動きをする模様のコマが出来ました。


最後の工作は立体工作です。先生からもらった半分の立体を組み立てて、台の上に置き、
片目でみると、完全な立体に見えます。また、この立体は頭を動かすとついてきます。
 

他にも先生が持ってきてくださった、錯覚を楽しむおもちゃで各々遊んで、楽しみました。
posted by おもしろサイエンスクラブ at 13:39| News & Topics

2024年12月08日

第3回 おもしろサイエンスクラブ

日時:12月8日(日)午前の部10:00-12:00 午後の部13:00-15:00

☆講座記録 『スライムづくり』
(1)ドライアイスの実験
今日の講師は、おもしろ科学実験キャラバン隊の沓名先生です。
まずはじめにドライアイスを使った実験を行いました。ドライアイスは「昇華」といって、通常固体から気体に変化します。
しかし、圧力をかけてやると、液体になります。
今日は珍しい液体の二酸化炭素を見せてもらいました。
 

(2)スライムづくり
スライムを作りました。
材料は、PVA(ポリビニールアルコール)とホウ砂です。PVAは液体洗濯のりです。
PVAはひもの集まりのようなもので、それだけでは水をためることができません。
しかし、ホウ砂とまぜると、ホウ砂がひもとひもをつないで網目状にするため、水をため、スライムの形を 作ることができます。
150mLのPVAを使って、スライムを3つ作りました。色をつけたり、ラメを入れたりして、個々のオリジナルのスライムを作ることができました。
 

(3)スーパーボールづくり
3つ作ったスライムのうち、硬めのものをスーパーボールにしました。
食塩をかけると、ナメクジに塩をかけたのと同じように、スライムの中の水が出てきます。
水が出るとスライムは硬くなり、弾むようになります。
 

(4)ミニサイエンスショー
今回は気体の実験をしました。
二酸化炭素に燃えるマッチを入れると、通常は消えます。
しかし、燃えるマグネシウムを入れると、消えません。
これは、マグネシウムが二酸化炭素に含まれる酸素をうばって燃えるからです。
なので、燃やした後の集気びんには炭素の黒い粉が付着しました。
 
posted by おもしろサイエンスクラブ at 00:00| News & Topics

2024年09月08日

2024年度 おもしろサイエンスクラブ

日時:9月8日(日)午前10:00-12:00 午後13:00-15:00

☆講座内容 『身近なものでちょっとサイエンス』
講師はおもしろ科学実験キャラバン隊の小笠原先生です。
小笠原先生は高浜市出身で、高浜小学校、高浜中学校を卒業されています。みんなの先輩です。

(1)化石の不思議
先生が肉食恐竜T・レックスの頭蓋骨のレプリカを見せてくださいました。
実際の化石を調査すると、その恐竜の化石がメスであったり、体重が6400キロだったり、18km/hで走ること、肉しか食べないということがわかります。
なぜ肉しか食べてないことが分かったのか、現在存在する動物と比較して、考えます。
また、先生が本物の動物の頭蓋骨を見せてくださいました。
草食動物としてシカ、肉食動物としてキツネ、雑食動物としてクマとイノシシの頭蓋骨を実際に手に取って比較しました。
 

(2)天気の不思議
人工衛星ひまわりが撮影した何枚かの写真を時間ごとに並べました。
最初の例題はみんなほぼ正解しましたが、本題の方は難しかったです。
雲が西から東へ流れるように並べるのがコツですが、雲の特徴をつかむのが難しかったです。
 

(3)砂時計の不思議
3分の砂時計の砂が落ちる時間をストップウォッチで計測しました。
ちょうど3分にならないところはみんな予想していた通りでしたが、砂時計を逆向きにしたり、同じ向きでも2回目に時間を測ると、同じ時間になりませんでした。
この理由について考えました。
また、ペットボトルを口のところで上下につなげ、中に水をいれたものでも時間を測りました。これは中に渦を作ると早く流れます。
 

(4)振動輸送
割りばし、つまようじ、銅線、紙を使って、振動輸送の装置を作る実験をしました。
割りばしにつまようじを短い銅線で固定します。その下に長い銅線を均一の間隔になるように巻きつけます。 (幅5oくらい) 
紙を6p×1.5.pぐらいのサイズに切り、真ん中に穴を開けます。
その穴に割りばしに固定したつまようじを通します。
もう1本の割りばしで巻きつけた銅線をギコギコこすると、振動が生まれて、紙がくるくる回ります。
こすり方で紙の回転方向が変わることがあるので、なぜそうなるのか実験して考えてみましょう。
 

(5)アストロ飛行機
ペットボトルとビニールテープを使って、アストロ飛行機を作りました。
8pの筒状に切った炭酸のペットボトルの片方のふちにビニールテープを9週巻きつけます。
あとは飛ばすだけ。上手に回転をかけるとものすごく飛びます。
 

今回は、身近な不思議がわかる実験をしました。
次回は11月10日(日)です。
posted by おもしろサイエンスクラブ at 17:02| News & Topics

2024年02月04日

第5回 おもしろサイエンスクラブ

日時:2月4日(日)前半10:00-12:00 後半13:00-15:00

☆講座内容 『風、飛ぶ、浮く』
今日の講師は今年度2回目の見神先生です。


(1)風で浮かそう
まず初めに先生が大型扇風機を使って、大きな風船を空中に浮かせました。

さらに、ドライヤーを使って、発砲スチロールの球やアンパンマンのビニールボールを浮かせました。
ドライヤーより風量の大きいブロアーを使って、もっと大きな発砲スチロールの球を浮かせました。

ブロアーを使うと球だけでなく、複雑な形のマネキンも浮かすことができます。


(2)紙飛行機を飛ばそう
先生が紙飛行機の折り方が印刷された紙を配りました。
その通りに折ると、うまく飛ぶ紙飛行機ができます。
また、端っこをくるんと折り曲げると、宙返り飛行機になります。

(3)ジャイロ紙飛行機を飛ばそう
四角い紙を折り曲げただけでできるジャイロ紙飛行機を作りました。

手で回転を加えて飛ばすこともできますが、先生が作ったジャイロ発射機を使うと、簡単に力強く飛ばすことができます。
みんなで飛ばして遊びました。
 

(4)マグヌスコップを飛ばそう
紙コップ2つを底の部分でつなぎ合わせ、輪ゴムで飛ばすマグヌスコップを作りました。
飛ばすのにはなかなか工夫が必要ですが、飛ぶととても楽しいです。
飛ばすのが上手な人に教えてもらいながら、飛ばして遊びました。

今回の講座は、簡単で楽しい工作と遊びの講座になりました。

2023年度のおもしろサイエンスクラブの講座はこれで最後となります。
1年間ありがとうございました。
posted by おもしろサイエンスクラブ at 00:00| News & Topics

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